ブレンドへのこだわり

味筋を守る

茶の世界ではブレンドのことは「合組(ごうぐみ)」と言われ、合組を行う人間を「茶師」と呼びます。茶は品種や栽培地、栽培方法、生産者によって大きく品質が異なり、さらに気候などにも大きく影響を受けるので、毎年同じ茶を仕入れるということは不可能です。そこで、茶師による合組で毎年一定の味筋を守っているのです。味筋というのは、各茶問屋が代々引き継いできた所謂「この店の味」というものです。

一つひとつの味の個性を見極める 茶問屋の仕事

合組は代々茶の味を見極められる茶師が行います。一つひとつの茶の特徴を見極めて最適な組み合わせで合組することで、風味豊かな嗜好品としての味わいを最大限に引き立て、安定的にご提供いたします。

抹茶の場合

  • 見極め

    茶問屋にとって最も重要な仕事は仕入です。
    嗅覚・味覚・視覚・触覚を集中し、茶葉の見極めを行います。
  • 精選・火入れ

    仕入れてきた茶葉(荒茶碾茶)には抹茶の原料になる葉部分の他に葉脈や茎などが混ざっているので、より純度の高い抹茶の原料(仕上碾茶)にすべく精選工場で葉以外の部分を取り除き、さらに乾燥機による火入れで乾燥率を上げて保存性を高めます。
  • 合組

    特徴や価格の異なる何種類もの仕上碾茶の味や色を吟味し、現行の商品に限りなく近い品質になるよう、茶師が合組します。
  • 粉砕・袋詰め

    冷蔵庫に保管されている仕上碾茶を出庫し石臼で挽いていきます。抹茶は極めて細かい微粉末(平均10ミクロン前後)の為、空気に触れる面積が多く傷みやすいので、臼場と詰め場の室温・湿度には細心の注意を払っております。

ぜひ、ご賞味ください