大正時代に、当時の社長堀井喜四郎が茶と米のブレンド茶を考案いたしました。ごく簡単な製法だったため、残念ながら特許は認められなかったのですが、大正12年(1923)に登録商標「花やなぎ」として玄米茶を販売開始いたしました。これが、玄米茶の元祖と言われています。
諸説ありますが、年代がはっきりとしているのは堀井喜四郎の説のみです。
石臼1台当たり1時間で40グラム。これが当社の石臼挽き抹茶の生産量です。短時間に効率的に挽くことができる粉砕機も普及しているなか、効率性や生産性を考えると、あまりに非効率。
しかし、昔ながらの石臼挽きにこだわることで、抹茶の色や味・風味がより引き立ち、口当たりも滑らかに仕上がるのです。
当社では、代々こだわり抜いてきた味筋を守るため、ゆっくりじっくり、丁寧に抹茶と向き合いながら製造しております。